美味しく食べるコツ

国産最高級の「神戸牛」は、持ち前の豊潤な食味から、どんな調理方法でも美味しくご賞味いただけます。ステーキ、焼肉、すき焼き、しゃぶしゃぶ…、皆様はどの調理法で神戸牛を堪能なさいますか。こちらでご紹介するコツを実践いただけば、より満足の高い晩餐をお過ごしいただけるはずです。

今や「神戸牛」と聞いて、知らない人はいないほど、神戸牛は日本を代表する牛肉のブランドになりました。しかし、実際は、神戸牛という銘柄は存在しないのです。こちらでは、神戸牛を正しく理解していただくために、神戸牛の定義や由来について、ご紹介しましょう。
一般的に、「神戸牛」という名称に馴染みを持っている方は多いと思いますが、実は「神戸牛」という銘柄は存在しません。最高級牛肉として認知されている「神戸牛」の正式なブランド名は、「神戸ビーフ」もしくは「神戸肉」と呼びます。
また、神戸で育った牛からとれる肉を全て「神戸ビーフ」と呼ぶわけでもありません。「神戸ビーフ」には、生産者・食肉流通業界・消費者の協力のもと設立された「神戸肉流通推進協議会」という活動団体があり、この協議会が定める厳しい定義をクリアしたものだけに、最高級牛肉「神戸ビーフ」の称号が与えられているのです。
「神戸ビーフ」も、いきなり協議会ができて制定されたわけではありません。実は、その歴史は長く、日本ではまだお侍さんが刀を振っていた時代にまで遡ります。
「神戸肉流通推進協議会」公式ホームページによると、慶応3年(1867年)の神戸港の開港の際に、外国人が入国してきたことが発端となっているようです。当時の日本人には、まだ牛肉を食べるという習慣がなく、神戸駐留の外国人が自分たちで牛を解体して、食べていたところ、たまたま但馬牛を口にして、その美味しさの虜になったそうです。やがて、神戸の美味しい牛肉は「神戸ビーフ」として紹介されるようになり、国際的なブランドとして定着していったのです。
「神戸ビーフ」も当初は、明確な定義がなく、そのままではブランドの質が落ちてしまうという危惧もありました。そこで、生産者、食肉流通業界および消費者が集い、「神戸ビーフ」を名実ともに世界一の牛肉にしようと動きが起こったのです。
そして、昭和58年、神戸肉流通推進協議会が設立され、「神戸ビーフ」の定義が定められます。
この定義は、平成18年2月20日に改定され(平成18年4月1日より施行)、現在は以下のような指定になっています。
つまり、但馬牛の中でも特に上質なものを「神戸ビーフ」「神戸肉」と呼んでいるのです。一般的に神戸牛と呼ばれている「神戸ビーフ」の由来をご理解いただけたでしょうか。では、神戸ビーフの素となっている但馬牛って一体どういうものなのでしょう?